beak文

break文は、for文、while文、do-while文のループ(繰り返し)処理から脱出する文です。switch文から脱出する際にも使用します。

次のように、break;で記述します。

break;

サンプルコード

int i;
for (i=0; i<5; i++)
{
   if (i >= 2)
      break;          // for文を脱出
}

上記のサンプルコードでは、for文内のif文の条件i >= 2が満たされた場合にfor文を脱出します。上記コードを実行すると次のようなループ処理になります。

for文開始時
変数iの値 初期化の式i=0が実行され、変数iの値は 0
ループ継続判定 i<5なのでif文の判定を実行
if文の判定 i >= 2ではないので、breakを実行しない
for文ループ
変数iの値 処理実行毎に実行する式i++が実行され、変数iの値は 1
ループ継続判定 i<5なのでif文の判定を実行
if文の判定 i >= 2ではないので、breakを実行しない
for文ループ
変数iの値 処理実行毎に実行する式i++が実行され、変数iの値は 2
ループ継続判定 i<5なのでif文の判定を実行
if文の判定 i >= 2なので、breakを実行しfor文終了