代入演算子

代入演算子は、変数に値を代入する場合に使用します。算術演算子などと組み合わせて代入することもできます。

代入演算子について

代入演算子による代入は次のように記述します。

y = x; yにxの値を代入
y += x; yにxを加算
y -= x; yからxを減算
y *= x; yにxを乗算
y /= x; yをxで除算
y %= x; yをxで割った剰余
y >>= x; yをxビットだけ右に論理シフト
y <<= x; yをxビットだけ左に論理シフト
y ∧= x; AND(論理積)ビット演算
y |= x; OR(論理和)ビット演算
y ^= x; 二進数表記の x と y の XOR(排他的論理和)ビット演算

ビット演算は整数のみに使用することが出来ます。y の左右への x ビット論理シフトでは、x 値の 2 進数表現の下 5 桁が使用され、残りは破棄されます。よってシフトは 0〜31 ビットで行われます。
%= 演算では結果の符号は分割数の符号と同じになります。

代入演算子は式の中で複数回使用出来ます。この場合、式の処理は右から実行されます。

サンプルコード

y = x = 3;

上記サンプルコードでは、まずxに3が代入され、次にyにx(値3)が代入されます。